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新着情報

2019年12月26日木曜日

感謝状

26日、別府警察署は警察業務に協力した9団体2個人に感謝状を贈った。
弊社は、ロードリーダー事業所として毎月実施している交通安全運動の街頭啓発活動が認められ、感謝状をいただきました。
今後も交通安全運動に取り組んでまいりますので、ご協力をお願い申し上げます。

 弊社の交通安全スローガン『安全は 心のゆとりと 早めの出発』

感謝状

表彰会場




佐藤署長から感謝状贈呈

記念撮影


追伸:翌日の新聞記事です。
大分合同新聞記事
今日新聞記事

2019年10月25日金曜日

ISO45001:2018 労働安全衛生マネジメントシステム認証取得

11日、弊社はISO45001:2018労働安全衛生マネジメントシステムを認証取得しました。
昨年、9月28日にJIS版が制定され、認証機関インターテック・サーティフィケーション(株)により、8月と9月の2回の審査を受け、認証取得しました。
2000年にISO9001を取得して以来の新分野の認証取得となりました。
これからは、労働安全衛生活動に邁進していく所存です。現場においては、無事故無災害、社内においては交通事故ゼロ、無違反、さらに健康経営優良法人として社員や現場作業員の健康にも留意し、すべてにおいて『ゼロ』を目指しますので、今後ともよろしくお願いいたします。

ISO9001,ISO45001(右)
追伸:2019.3月現在、ISO45001認証取得企業は、275社だそうです。ちなみにISO9001は、43,324社。

2019年10月7日月曜日

令和元年度 上半期完成工事について

令和元年度上半期に完成した工事現場の一部を紹介します。

【令和元年5月】
中津市耶馬渓町金吉で発生した大規模な地すべり地での対策工事です。緊急工事であり、地すべり土塊の地下水排除を梅雨入りするまでに完成させる必要がありました。
1号井を掘削し、地上への排水ボーリングを実施し、井戸内の集水ボーリング、次に2号井を掘削し、1号井と排水ボーリングでつなぎ、集水ボーリングという施工順序で、途中予想外のアクシデントも発生。とても苦労しましたが、約束の期限内に完了。ご苦労様でした。

大分県北部振興局発注
H30北局災関地第9号梶ヶ原地区地すべり防止工事
No.1号井
No.2号井

【令和元年7月】
民家の裏の急傾斜地崩壊対策工事です。裏山を切土し、法枠工の吹付作業を始めると急に大量の湧水が発生。原因は、裏にある用水路に農業用水を供給し始めたためであり、この用水路からの漏水によるものでした。
現場代理人の創意工夫でなんとか漏水を止めて吹付完了。ご苦労様でした。

大分県別府土木事務所発注
平成30年度単急対別第200-2号急傾斜地崩壊対策工事


【令和元年8月】
板地川の砂防堰堤工事です。普段は流水はなく、少々の雨では流水はありません。しかし、施工時期の大量の雨によって、河川からではなく、周辺の斜面からの表流水が集まり、施工箇所に流水とともに転石がゴロゴロと流れてきたようで、大変苦労したようです。ご苦労様でした。

別府土木事務所発注
平成30年度交防火砂第2001-5号砂防堰堤工事
下流側から望む

上流側から望む
以上、3現場が主な完成現場です。
それぞれの現場代理人の方、ご苦労様でした。

2019年9月27日金曜日

森林土木実務者研修が弊社現場で!

27日、大分県東部振興局担当による若年の県職員を対象とした研修会が弊社の畝原現場で実施されました。参加者は担当者を含め総勢18名。
畝原現場は、スリット式治山ダム建設工事であり、現場代理人が現場では、工事概要、鋼製スリット施工手順などを説明し、現場事務所では、最近、県発注工事でも利用されるようになった「情報共有システム」を説明。最後にこの現場で苦労した点を説明しました。
なお、スリット式治山ダムとは、どのようなものかというと、
1.ダムの通水部にくし状のスリットや、鋼管の格子状構造物などを設けた透過型の治山ダムです。
2.巨石や流木等による大規模な土石流が下流に流れ出るのを防止するために設置されます。
3.洪水時における土砂や流木等の急激な流出を防止し、平常時には堆積した土砂を徐々に下流に流す機能を持っています。
4.従来の治山ダムと異なり、上流と下流に落差が少ないため、魚類や水生昆虫の移動を妨げず、環境に配慮した工法として注目を浴びています。






県職員の皆さん、ご苦労様でした。これからも活躍を期待しています。

2019年9月7日土曜日

2019インターンシップ

9月2日から6日までの5日間、独立行政法人 国立高等専門学校機構 大分工業高等専門学校の4年生A君がインターンシップに参加しました。弊社の会社内容の概要説明を受け、各部の仕事内容を紹介。さらにドローン操作や3次元計測及び解析まで体験しました。

一日目は、本社で各部門長から具体的な仕事内容の説明を受け、弊社の3次元計測の事例を聞き、終わりました。

社内での3次元計測事例説明

二日目は、工事部の稼働している現場を見学しました。
まず、現場事務所で現場代理人から大分川ダムでの法枠工等の概要説明、そのあと現場見学とドローンによる写真測量を実施しました。

現場代理人から工事説明


現場でのドローンによる写真測量

続いて、九重町の長井野で災害法面のモルタル吹付現場、別府市内の境川と畝原現場でダム建設現場の見学をしました。この日の昼食は、九重町の有名なチャンポンを工事部長からご馳走になりました。
三日目は、調査部の2現場を見学。まずは、朝地町の調査現場へ。現場担当者から調査目的やボーリングコアを観察。

朝地町の調査現場での説明状況

大分市に戻る途中、弊社が携わった「綿田地すべり」現場で他社が施工する抑止杭現場を見学。大型のボーリングマシンが作業構台に設置され、径500mmの鋼管杭が挿入前で足場の上においてあり、あまりの太さにビックリ。さらに材料の値段を聞いて二度びっくり。

綿田地すべり地区での抑止杭施工現場

昼食は、自分でも本格的に作るカレー、期間限定カレーを管理室長にご馳走になり、満足。
弊社が携わった大友館の庭園復元現場により、「南蛮BVNGO交流館」で大友宗麟のビデオ上映を貸し切り状態で鑑賞。弊社が作成したパース図、復元中の庭園を見学。

大友館庭園の復元パース図

庭園復元状況

最後に会社を通り越し、杵築市の溜池現場を見学。現場は調査台船にボーリングマシンを設置して調査中。現場担当者に調査目的などの説明を受け、通船に乗って台船へ。台船ではマシンの機長から台船の設置方法など詳しく説明を受けました。

溜池に浮かぶ調査台船

通船で台船に向かう

陸に戻り、今度は、初めてのドローン飛行操作。初めてにしては、操作がうまい。やはり若い人にはかないませんね。最後は着陸を手で受け止めて終了。

ドローン操作初体験


今日は、180kmも走りました。お互いに疲れました。
四日目は、境川の砂防ダム現場でドローンによる写真撮影を本格的に体験。天候が怪しくなったので会社にもどり、建築物の3次元計測。

倉庫で3次元計測

計測状況

最後の日、五日目は、大分川ダム、境川砂防ダムや甑岩溜池の解析を完成させました。

解析状況

大分川ダム解析結果

レポートを完成させて、最後に社長と懇談し、インターンシップが終了しました。
A君は、ドローンや三次元計測に興味があるとのことでした。あと、高専での1年半の学校教育を受け、社会人として旅立ちます。今回の諸先輩からの貴重な話や現場体験を生かし、社会のために貢献してください。

2019年8月22日木曜日

令和元年度 優良建設工事表彰

22日、令和元年度大分県土木建築部優良建設工事表彰式が行われ、弊社は一般土木工事の部において、昨年度に引き続き『土木建築部長表彰』を授賞しました。
また、とび・土工・コンクリート工事の部において、『工事県検査室長表彰』を授賞しました。とても名誉なことです。工事を担当した現場代理人の皆さん、おめでとうございます。
表彰式会場には、表彰理由が書かれたパネルが掲示されていました。

平成29年度 特緊火第1号砂防堰堤工事

平成28年度 防安地改別第6-3号道路改良工事
表彰式
土木建築部長表彰状
工事検査室長表彰状
土木建築部長表彰 記念撮影

工事検査室長表彰 記念写真
部長表彰のH社員(左)と工事検査室長表彰のF社員
今後も発注者から高評価を得られるよう、無事故・無災害で高品質な成果物を納品できるよう努力してまいります。

追伸:24日の大分合同新聞に掲載された記事です。なんと、写真は社長と二人の表彰者が大きく映っています。
24日 大分合同新聞記事

2019年8月17日土曜日

第30回記念 技術発表会

17日(土)、大分工業高等専門学校アカデミックホールにおいて、技術発表会が行われました。平成2年に始まり今年で30回を迎え、弊社の伝統的な一大イベントの一つとなっています。
今回は、30回という節目ということで、大分高専の佐野博昭教授に記念講演をお願いしました。
まずは、今年、国交省から安全施工業者として局長表彰を受賞した工事部のD次長とK主任が表彰を受け、続いて22日に表彰式が予定されている大分県土木建築部長表彰のH主任と工事検査室長表彰のF次長が表彰されました。

第30回技術発表会

社長挨拶
会場風景
表彰
表彰者の皆さん
続いて、調査部と工事部の社員の技術発表が行われました。
一番目は、調査部の女性社員Mさんが発表。今年、別府市と大分県で温泉の実態について34年ぶりに調査をするという報道で話題となり、先日も弊社の温泉源の現地調査が取材され、テレビ、新聞で報道されました。今回の発表は第1次調査での課題について発表。
タイトルは、 
 「日本一の温泉都市 別府温泉の謎に迫る」 ~34年ぶりの現地調査に向けて~

二番目は、工事部のH係長が発表。平成30年4月11日に中津市耶馬渓町金吉地区において大規模な地すべりが発生し、死者6人と悲惨な災害となった工事現場での課題について発表。限られた期間で地すべり要因の地下水を排除する工事の完成が求められ、大変苦労した現場です。
タイトルは、
 「排水ボーリング管補修について」 ~耶馬渓土砂災害復旧工事~

三番目は、調査部のN主任が発表。ドローン導入から4年間での地質調査に応用した成果について発表。
タイトルは、
 「ドローンを使った簡易測量の活用」 ~地質調査業務における事例と今後~

最後の発表は、工事部のK係長が発表。平成28年に発生した県道太田杵築線の地すべり現場での災害復旧工事において問題が山積みで設計書どおりに施工ができず、数多くの変更提案や設計ではあがっていなかった箇所の新規対策工事の提案をして施工。これらについての発表であり、大変苦労した現場でした。変更対象とならずに承認施工となったものも数多くあったようです(いわゆるサービス工事)。
タイトルは、
 「設計変更し増額を!個人目標 1現場4件以上増額提案を行う」~船部地すべり編~

休憩をはさみ、佐野教授による記念講演。
タイトルは、
 「IoT技術を積極的に活用した農業用ため池の危機管理ならびに豪雨時洪水調整機能」

最後は、6人の審査員により4件の発表について審査し、T審査委員長から総評があり、工事部のK係長が最優秀発表者となりました。おめでとうございます。
これらの発表は、各発表者のレジュメとパワーポイントでの発表資料の準備が良くできていたので、発表時間が厳守され、内容もよく、審査員の採点も苦労したようです。

これで工事部の三連覇となりました。
来年は、調査部の方、頑張ってください。
審査委員長による総評

最優秀賞K係長
追伸:今回は、第30回記念技術発表会ということで、発表会前に”食事会”が行われました。美味しいプレミアム弁当を皆さんで食べました。


追伸2:21日の大分建設新聞に掲載された記事です。