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2019年8月17日土曜日

第30回記念 技術発表会

17日(土)、大分工業高等専門学校アカデミックホールにおいて、技術発表会が行われました。平成2年に始まり今年で30回を迎え、弊社の伝統的な一大イベントの一つとなっています。
今回は、30回という節目ということで、大分高専の佐野博昭教授に記念講演をお願いしました。
まずは、今年、国交省から安全施工業者として局長表彰を受賞した工事部のD次長とK主任が表彰を受け、続いて22日に表彰式が予定されている大分県土木建築部長表彰のH主任と工事検査室長表彰のF次長が表彰されました。

第30回技術発表会

社長挨拶
会場風景
表彰
表彰者の皆さん
続いて、調査部と工事部の社員の技術発表が行われました。
一番目は、調査部の女性社員Mさんが発表。今年、別府市と大分県で温泉の実態について34年ぶりに調査をするという報道で話題となり、先日も弊社の温泉源の現地調査が取材され、テレビ、新聞で報道されました。今回の発表は第1次調査での課題について発表。
タイトルは、 
 「日本一の温泉都市 別府温泉の謎に迫る」 ~34年ぶりの現地調査に向けて~

二番目は、工事部のH係長が発表。平成30年4月11日に中津市耶馬渓町金吉地区において大規模な地すべりが発生し、死者6人と悲惨な災害となった工事現場での課題について発表。限られた期間で地すべり要因の地下水を排除する工事の完成が求められ、大変苦労した現場です。
タイトルは、
 「排水ボーリング管補修について」 ~耶馬渓土砂災害復旧工事~

三番目は、調査部のN主任が発表。ドローン導入から4年間での地質調査に応用した成果について発表。
タイトルは、
 「ドローンを使った簡易測量の活用」 ~地質調査業務における事例と今後~

最後の発表は、工事部のK係長が発表。平成28年に発生した県道太田杵築線の地すべり現場での災害復旧工事において問題が山積みで設計書どおりに施工ができず、数多くの変更提案や設計ではあがっていなかった箇所の新規対策工事の提案をして施工。これらについての発表であり、大変苦労した現場でした。変更対象とならずに承認施工となったものも数多くあったようです(いわゆるサービス工事)。
タイトルは、
 「設計変更し増額を!個人目標 1現場4件以上増額提案を行う」~船部地すべり編~

休憩をはさみ、佐野教授による記念講演。
タイトルは、
 「IoT技術を積極的に活用した農業用ため池の危機管理ならびに豪雨時洪水調整機能」

最後は、6人の審査員により4件の発表について審査し、T審査委員長から総評があり、工事部のK係長が最優秀発表者となりました。おめでとうございます。
これらの発表は、各発表者のレジュメとパワーポイントでの発表資料の準備が良くできていたので、発表時間が厳守され、内容もよく、審査員の採点も苦労したようです。

これで工事部の三連覇となりました。
来年は、調査部の方、頑張ってください。
審査委員長による総評

最優秀賞K係長
追伸:今回は、第30回記念技術発表会ということで、発表会前に”食事会”が行われました。美味しいプレミアム弁当を皆さんで食べました。


追伸2:21日の大分建設新聞に掲載された記事です。