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2019年4月10日水曜日

綿田地区地すべり災害誌 発行!

大分県豊後大野市朝地町綿田地区で平成30年5月16日に発生した地すべりの『災害誌』が発行されました。

綿田地すべりは、幅約250m、長さ約400mの範囲にわたり、民家2軒、水田などが被害を受けました。
弊社は、発生当時、緊急要請で地すべり地内の地下水を排除するために、地すべり地外から水抜ボーリングを、遅れてボーリング調査を実施しました。変動がある中の工事・調査であり、挿入したケーシングが変形するなどの苦労があったようです。


また、ディープウエルを設置し、大量の地下水排除も行いました。


その後、集水井3基、中継井1基を施工しました。

この災害誌には、緊急要請で担当したK現場代理人の「災害対策を振り返って」にその時の苦労が綴られています。


まだ、対策工事が残っていますが、早急な復旧が望まれます。
なお、写真は、災害誌から引用しました。

追伸:この地区の『綿田米』の評価が高く、美味しいお米として有名ブランドとなっています。また、県から緊急要請があった時には、ちょうど弊社の「安全衛生大会」を開催をしていました。