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2022年8月1日月曜日

令和4年前期の主な完成工事


 令和4年前期の主な完成工事を紹介します。
まずは、杵築市山香町苅屋地区での地すべり対策工事です。内容は抑止杭工と水抜ボーリング工でした。工事用道路を施行するにあたり、大型クレーンを設置するヤード、施工箇所との関係をICT施工として、3次元測量を行って計画を立てました。でも杭工で極硬質な岩盤が出て掘削に大変苦労しました。
この工事は、3月に無事完成しました。以前ブログにも掲載しましたが、地元から感謝状をいただきました。

令和2年度緊急地対第1号地すべり対策工事
3次元画像
施工図

この写真では、黒い排水パイプが見えるだけで、良く分かりませんが、よく見ると抑止杭の頭部が並んで見えるはずです。

次は、国道210号での災害現場復旧工事です。
水分峠から玖珠側に下ってきた3か所の被災した法面の工事で、受注してから対策工法の再検討があり、ようやく施工が始まったのは3か月後。
ここでは崩壊した法面を『セーフティークライマー工法』で行い、無人のバックホウをワイヤーで吊り、ラジコン操作で法面を掘削しました。
これらの工事は、6月に無事完成しました。
野上東地区法面災害復旧工事86k300

野上東地区法面災害復旧工事86k450
セーフティークライマー工法86k300

最後は、同じく国道210号の道路改良工事です。
昨年5月に完成した九重町右田地区の歩道拡張工事の続きの工事です。
国道を横断する水路箇所について、鉄筋挿入工、軽量盛土工(EDO-EPS工法)が施工され、苦労したようです。これ以外に重力式擁壁工、転落防止柵、法面工、舗装工など多工種が施工されました。
また、追加工事で、この現場からかなり離れた広瀬地区の張出歩道設置工が施工されました。全て交通規制をしての施工でしたが、6月に無事完成しました。

令和3年度右田地区改良外工事

EDO-EPS工法
令和3年度右田地区改良外工事(広瀬地区)
担当者の皆さん、ご苦労様でした。