受賞した工事は、安部組・明大工業建設工事共同企業体で施工した「平成28年度緊急砂第2号砂防堰堤工事」です。
現場は、別府市の中央を流れる境川上流域であり、平成28年大分・熊本地震でよって発生した鶴見岳斜面の土砂崩壊により、渓床に大量の土砂が堆積しました。このため、大規模な土石流が発生して下流域にある住宅地に多大な損害を与える危険性があり、緊急に砂防堰堤を建設する必要があり、実施された工事です。
境川上流から望む、下流には住宅地が広がる |
境川下流から垂直壁、副堤、主堤が並ぶ |
正面からの完成完成状況 |
受賞風景 |
記念撮影 |
社長と主任技術者のK主任 |
表彰状 |
来年もこの場に立てるよう、現場施工に邁進します。
追伸1:翌日の新聞に掲載された記事です。
23日、大分建設新聞記事 |
追伸2:担当したK主任 談
砂防工事は、私にとって初めての経験でした。
工事を終えて事前検討や管理等が足りない部分が
多々あったと感じています。
また、集中豪雨により現場が水没するというアクシデントを経験して、
改めて自然の恐ろしさを痛感させられました。
しかし、この工事に携わった全ての人達の努力と創意工夫で、
厳しい工期の中、完成させることができました。
私達は、決して自然に勝つことはできません。
しかし被害を減らすことは十分できると思います。
今後も災害で悲しむ人が一人でも少なくなる様に私は、
日々自然に謙虚な気持ちを持って仕事をしていきたいと思います。