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2018年11月30日金曜日

平成30年度 第10回現場見学会

30日、九州地区地すべり防止工事士会主催による「日田市の小野地区」と「豊後大野市の綿田地区」の現場見学会が行われました。設計コンサルタント、地質調査会社など約30名が、弊社からは4名が参加し、大規模斜面崩壊や地すべり発生機構、応急対策及び恒久的な対策工について現地学習しました。

【日田市の小野地区】
平成29年7月の九州北部豪雨により、6日、大規模崩壊が発生し、現在、集水井工やアンカー工が施工され、変位量が減少して地すべり変動は落ち着いているようです。
この地区では、現場に近づけないため、安全な場所からの見学・説明となりました。


【豊後大野市の綿田地区】
平成29年5月16日に大規模な地すべりが発生し、地区内の世帯が避難しました。現在は、集水井工が完了し、抑止杭工が施工中であり、こちらも地すべり変動は落ち着いているようです。



小野地区と綿田地区の地すべり対策工が一刻も早く完了し、地元の方が安心して生活できることを願っています。

追伸1:小野地区から綿田地区への移動途中、瀬の本高原の三愛レストハウスで昼食、おいしい料理をいただきました。


追伸2:弊社は、小野地区で崩壊発生当初、すぐに地すべり調査に参加。綿田地区でも直後に緊急対策で水抜ボーリングを実施。さらに地すべり対策工として集水井を施工しました。

小野地区地質調査状況
綿田地区集水井工